チャリティーローズガーデンで毎年5月に開催される
近藤和花さんのピアノ・コンサートに、今年も伺いました。

弊社および美エイジング®協会にて応援している、ピアニスト近藤和花さん。
コンサートに伺うのは、昨年10月浜離宮朝日ホール以来です。
この日は、ピアノの世界3大名器と称される1つ、Bechstein(ベヒシュタイン)の現代モデルと、1880年製リストモデルの2台が並ぶステージです。
ステージ頭上には丸い天窓。
ローズガーデンの白いつるバラが外壁を叩い、ステージを覗いていて、近藤さんのピアノを皆様と一緒に聴いているかのようです。

近藤和花さん ベヒシュタイン現代とリストモデルを弾く
プログラム:
ベヒシュタイン現代モデル
ショパン ワルツイ短調 遺作、ワルツ ヘ短調 作品70−2
ヨハンシュトラウス ウィンナワルツ「春の声」
リュリ アルマンド、クーラント、アリア、ジーグ
ショパン 英雄ポロネーズ
ベヒシュタイン1880年製リストモデル
ドビュッシー没後100年に寄せて
ドビュッシー「版画」I 塔(パゴダ)、II グラナダの夕暮れ、III 雨の庭
以前のコンサートで近藤さんがお話しくださったBechsteinのリストモデルは、
歴史を重ねたピアノなので調律にも時間が必要で、
現代のピアノとは響き方や音の反響が違うとのこと。
デリケートなBechsteinとリストモデルと
向き合ってきた近藤さんの時間が、コンサートで表現されました。
また、当日は近藤さんにとって大切な日。お父様の命日だそうです。
お父様との思い出や、様々な感情もきっとおありでしょう。
一期一会の音色です。
美エイジング協会の「アート」とは音・色・花・食
今年も、素敵な時間を創ってくださった近藤和花さんに感謝を込めて、
美エイジング®協会から花束を贈呈させていただきました。
お花は、キングプロテア、ピンボールマムグリーン、
カーネーションのバカラパープル、マイクロアリストロメリアキッス。
暑さにも強く、個性とエレガントさを兼ね添えたお花です。
花束は、美エイジング®協会発足パーティーの際に、
素敵なディスプレイを製作してくださったバルコニースタイル さん。いつもありがとうございます。

開演中に雨が降り始めましたが、
夏日が続いていたため、バラに取ってはひと息つけたと時間と思います。
ローズガーデンでは、春と初夏の間の一瞬、バラと緑に彩られた時間を感じることができます。
近藤さんのファン歴も気がつけば数年になります、
この間の私自身の軌跡も重ね合わせた時間でした。
近藤和花さんのピアノと、
その世界観を彩るバラの花々によって「5月の扉」が開くのです。
